So-net回線が激遅になってきた 1

So-net回線が激遅になったので現状を記録しておく

回線の詳細

NTT西日本
フレッツ 光ネクスト マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼 プラン2
エリアは大阪市内
プロバイダはSo-netで光コラボ回線ではなくプロバイダのみで契約

光プレミアムから光ネクストへ移行した後も数か月間は
1日中安定して上下350Mbpsほど出ており
SSHやFTPなどの反応も早くパケットロスはもちろん
ping値も10前後で安定
22時前後でもyoutubeの1080pやGB単位のファイル転送も問題なしでした

しかしある日突然、動画みてるとバッファしたり
サイト閲覧しても画像の表示がADSL時代のような状態になってしまう

遅くなった原因について調べる

まずメンテナンスや障害が発生してないかを確認します
NTT側
http://www.info-construction.ntt-west.co.jp/info-report/ku010/kU010010/
So-net側
https://www.so-net.ne.jp/emerge/

次にNTT側の問題を考慮しフレッツ網内で速度が出ているかを確認します
http://www.speed.flets-w.jp/

これはフレッツ網限定の速度測定サイトで
ここでの速度はプロバイダの影響を受けないので
このサイトで速度が出ていない場合はNTTへ相談しましょう

今回の場合は23時測定で下り375Mbpsで問題なし
(上りはこのサイトではわかりません)

次は外部の速度測定サイトで計測します
今回はOoklaのSpeedtestを使用
http://www.speedtest.net/

大阪でもTsukubaを利用するのがオススメ
どの時間帯でも他の計測サーバより安定して速度でます

今回の場合は下り10.72Mb/s、上り5.62Mb/s、ping101ms
光回線とは思えない結果が出る

IPガチャを試す

外れIPになってしまった可能性もあるのでIPガチャで当たりIPを探します
やり方は簡単でひたすらPPPoEセッションを接続・切断を繰り返します

なぜ同じプロバイダでもIPによって速度が変わるかというと
IPによってゲートウェイが違うからです

ここでいうゲートウェイとはルータからみたPPPoE接続先で
ルータ次第ですが接続先ゲートウェイとして表示されます
pfSenseの場合はStatus→Interfaces→Gateway IPv4
この場合は223.134.240.11

Windowsならcmdにてpathpingを実行しても確認可能
大体は自分のPC・ルータ・ゲートウェイの順で表示されるのでホップ2
最初にホスト名に***.so-net.ne.jpがついてるのが現在のゲートウェイです

C:\>pathping www.google.co.jp

www.google.co.jp [216.58.197.195] へのルートをトレースしています
経由するホップ数は最大 30 です:
  0  *** [***]
  1  *** [***]
  2  r353.osaknt01.ap.so-net.ne.jp [219.98.226.11]
  3  tn01gi8.osaknt01.ap.so-net.ne.jp [202.223.119.169]
  4  note-02Vl643.net.so-net.ne.jp [110.66.251.105]
  5  202.213.194.34
  6  72.14.195.194
  7  108.170.242.193
  8  72.14.233.223
  9  nrt13s48-in-f3.1e100.net [216.58.197.195]

統計を 225 秒間計算しています...
            ソースからここまで   このノード/リンク
ホップ  RTT    損失/送信 = Pct  損失/送信 = Pct  アドレス
  0                                           *** [***]
                                0/ 100 =  0%   |
  1    0ms     0/ 100 =  0%     0/ 100 =  0%  *** [***]
                                1/ 100 =  1%   |
  2   42ms     5/ 100 =  5%     4/ 100 =  4%  r353.osaknt01.ap.so-net.ne.jp [219.98.226.11]
                                0/ 100 =  0%   |
  3   42ms     1/ 100 =  1%     0/ 100 =  0%  tn01gi8.osaknt01.ap.so-net.ne.jp [202.223.119.169]
                                1/ 100 =  1%   |
  4   77ms     3/ 100 =  3%     1/ 100 =  1%  note-02Vl643.net.so-net.ne.jp [110.66.251.105]
                                0/ 100 =  0%   |
  5   54ms     9/ 100 =  9%     7/ 100 =  7%  202.213.194.34
                                0/ 100 =  0%   |
  6   52ms     5/ 100 =  5%     3/ 100 =  3%  72.14.195.194
                                0/ 100 =  0%   |
  7   51ms     5/ 100 =  5%     3/ 100 =  3%  108.170.242.193
                                0/ 100 =  0%   |
  8  ---     100/ 100 =100%    98/ 100 = 98%  72.14.233.223
                                0/ 100 =  0%   |
  9   51ms     2/ 100 =  2%     0/ 100 =  0%  nrt13s48-in-f3.1e100.net [216.58.197.195]

トレースを完了しました。

この場合はr353.osaknt01.ap.so-net.ne.jp [219.98.226.11]がゲートウェイ
***は自分のPCとルータの情報 r353でパケロス発生が確認できる

今回だと以下2つしか20回ほど回しても出ませんでした
r241.osaknt01.ap.so-net.ne.jp 219.98.226.4
r353.osaknt01.ap.so-net.ne.jp 219.98.226.11

r241は元々使っていた方でr353の方は更に重かった
結局IPガチャし直してr241へ戻して様子見することに

いくらグローバルIPが変わってもゲートウェイが同じだと環境変わらずなので
IPガチャする場合はゲートウェイを見ながらやると
実際に計測しなくても当たりハズレがすぐわかるので楽です

回線状況を記録

Windowsのpathpingコマンドを毎時06分に定期実行させて
パケットロスとping値を1週間記録することにしました

結果は次のエントリにて

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