DELL Inspiron（3268）のHDDをSSDへ交換

DELL Inspiron（3268）のHDDをSSDへ交換するメモ

ハードウェア概要

DELL Inspiron 3000シリーズ スモールデスクトップ
New Inspiron 3268
Core i3-7100 KabyLake
メモリ 4GB（16GB化済）
HDD 1TB
Windows 10 Home 64bit

交換用SSDを準備

crucialのサイトでDELL Inspiron（3268）と
互換性があると記載されているCT250MX500SSD1を採用

Dell Inspiron 3268 互換性のあるアップグレード | Crucial JP
http://www.crucial.jp/jpn/ja/compatible-upgrade-for/Dell/inspiron-3268

メモリと違ってSATAのSSDならほとんど気にする必要ないです

CT250MX500SSD1のレビュー記事はこちら

crucial MX500 CT250MX500SSD1/JPを計測 | fefcc.net
https://fefcc.net/archives/605

Inspiron側は3.5インチHDDなので2.5インチ→3.5インチ変換マウンターが必要
今回は3252機でも使用したオウルテックのOWL-BRKT04を採用

Amazon | オウルテック 2.5インチHDD/SSD用→3.5インチサイズ変換ブラケット ネジセット付き ブラック OWL-BRKT04(B)
http://amzn.to/2DSrDXE

パッケージ

中身はネジセットとブラケット本体のみ

ネジセットはミリネジとインチネジの2種類あって
左がミリネジ　右がインチネジ

マウンターにSSDを装着

スペーサーは不要で使ったネジはミリネジです
まず表面

裏面

ハードウェア交換作業

HDDを取り出す前に必ずリカバリディスクを作成したか確認してください
まだ作成してない方は以下の記事を参照してください

DELL Inspiron（3268）でリカバリディスク作成 | fefcc.net
https://fefcc.net/archives/599

赤丸のネジ2本を外してケースカバーを外します

正面のカバーが爪で固定されているので外します

HDD部分を固定しているネジ2本を外します

ネジを外すと横にスライドできるようになるので
スライドさせてから持ち上げて取り外します

HDDに繋がっているコネクタを外してからHDDケージからHDDを取り出す

先ほど用意したSSDを装着します

SSDへSATAケーブルと電源ケーブルを接続
接続しやすいようにコネクタ部分はぎりぎりまで端に寄せます

あとは逆の手順で戻していきます
3252機のときと同じくコネクタ部分の下スペースがぎりぎりになります
マウンタやSSD次第では延長ケーブルの検討も必要かもしれません

リカバリディスクでWindowsをインストール

リカバリディスクのUSBメモリを正面のUSB3.0ポートに刺して電源を入れます
リカバリディスクが認識されていない場合はDell SupportAssistが起動されます
ESCキーを押して終了させ、リカバリディスクを刺して作業を続けます

リカバリディスクを認識するとDELLロゴでロード開始

最初にキーボード レイアウトの選択
Microsoft IMEを選択

トラブルシューティングを選択

「ドライブから回復する」を選択

「ファイルの削除のみ行う」を選択

データ削除の確認が出るのでそのまま「回復」を選択

ここから自動でSSDへ回復パーティションなどが作成されていきます

100%までひたすら待ちます
0%→100%まで10分かかりました

自動で再起動された後に
TPMの初期化をするかどうかの確認が入ります
今回は初期化するのでF12キーを押す

A configuration change was requested to clear this computer’s TPM (Trusted Platform Module)

WARNING: Clearing erases infomation stored on the TPM. You Will lose all created keys and access to data encrypted by these keys.
Press F12 to clear the TPM
Press ESC to reject this change request and continue

F12を押した後は勝手にWindowsインストールが開始されます

Windowsインストールの0%→100%は5分で完了
その後、初回セットアップが開始されます　地域はもちろん日本で

キーボード レイアウトはMicrosoft IMEでOK

2つ目のキーボード レイアウトはスキップ

ライセンス条項の同意
購入時のセットアップと違ってマイクロソフトの分だけでDELLのは表示されません

ネットワークの接続ですが今回は選択しないので「今はスキップ」

ユーザ名を入力

先ほどのユーザのパスワードを設定（空でも可能）

Cortanaは使わないので「いいえ」

デバイスのプライバシー設定は全て「オフ」

購入時のセットアップと違いサポートおよびプロテクションはありません
これでWindows10のセットアップは完了

問題なければ無事デスクトップ画面が表示されます

HDDからSSDへの換装作業はこれで終了です

消費電力

購入時のメモリ4GB、HDD1TBのアイドルが15W
メモリを8GBx2にしても15Wのまま
HDD→SSDにするとアイドル11Wになった

最後に

リカバリディスクを使いSSDへ交換してもデバイスマネージャにはエラーなし
DELL UpdateなどDELLアプリ関連もちゃんと入っている

250GBのSSDへインストールした後のCドライブ状態はこちら

パーティション構成