H270M-ITX/acとG4620でマシンを組んだ

H270M-ITX/acとG4620でマシンを組んだ記録

ハードウェア詳細

CPU Pentium G4620 3.7GHz Kaby Lake
マザーボード ASRock H270M-ITX/ac Mini-ITX
メモリ Crucial CT2K16G4DFD8213 DDR4-2133(PC4-17000) 16GBx2 2枚組
HDD WESTERN DIGITAL WD30EZRZ 3TB 5400rpm
電源ユニット 玄人志向 KRPW-PB300W/85+ 300W
ケース Fractal Design Core 500(FD-CA-CORE-500-BK)

ハードウェア選定メモ

ファイルやログ管理サーバとして使用するのでSSDではなくHDD採用
データを失っても問題ない運用なのでRAID組まず単体運用

CPUはPentiumなのに2コア/4スレッドになったKaby Lake世代のG4620
用途にはオーバースペックだが安かったのでチョイス
CPUファンはリテールファンをそのまま使用

マザーボードの条件は低消費電力でDual Intel NIC
大きさはATXでも問題ないが必要もないのでMicroATX以下が理想
Dual Intel NICに関してはEXPI9301CTを使って2NICにするのもありだが
消費電力を考えるとできればオンボードにしたかった

どうしても小型になると蟹NICでコスト削減しがちなので
条件で絞り込んでいけばASRock H270M-ITX/acほぼ一択だった

H270M-ITX/acだとMini-ITXなので小型ケースも選択できたが
HDDは横置きしたいタイプの人間なので
HDD横置きと静かなケースで絞り込むとCore 500になった

電源についてはACアダプタでもよかったけどpicoPSUの手持ちがなかったので
Mini-ITXだしSFXにするかなと思ってたがCore 500がATX電源対応なので
流用しやすいATX電源で容量が小さいKRPW-PB300W/85+をチョイス
80PLUS BRONZE認証なのが残念だが実際の使用消費電力を考えると
300Wでも大きすぎるので高効率より小容量を選択
ATXケースと違って小型ケースなのでプラグイン仕様なのは大事

HDDはWD Blueシリーズだと2TBと3TBが消費電力が同じで
4TBから少しあがるので3TBのWD30EZRZを選択

WD30EZRZの速度測定結果

Windowsと同じCドライブでの測定なので
空ドライブ状態での速度より少し落ちてます

WD30EZRZ

消費電力の計測結果

ワットチェッカーで計測した結果

H270M-ITX/acの使用UEFI(以下BIOS)はv1.10
ケースに全てのパーツを組み込んで
接続はUSBマウスとUSBキーボード
画面出力はDVI(1920×1200)

BIOSの初期状態から時計だけ合わせた状態でBIOS画面が34W

ここから計測用にWindows10 Pro 64bit Ver1607をインストール
ドライバ導入とWinUpdateを済ませた状態で
アイドル 22W
HDD速度測定中 25W
Prime95にてCPU負荷状態 54W

LANに関しては抜いても1本でも2本でも22Wで変化なかった
(接続はギガビット接続)

ここから使わないWiFiとHDオーディオを無効にする
BIOSにてWiFi無効にするとアイドル 21WになりBIOS表示も33Wになる
HDオーディオは無効にしても変化はなくアイドル 21Wのまま

BIOSの初期設定だとファンはスタンダードモードで動いている
今回はCPUファンとケース付属の12cmファンx1だけ
マザーボード上の回転数読みではCPUファンが1800rpm ケースファンが940rpmだった

これをサイレントモードに変えるとCPUファンが920rpm ケースファンが300rpmになる
この状態だとアイドル 20W BIOS画面で32Wとなるので
スタンダードとサイレントで1W変わるみたい

ここまでメモリ2枚の32GBだったが実際の運用では
16GBx1枚で動かすので1枚外した
するとアイドル 19W BIOS画面が32Wになる

Windows10を使うならアイドル19Wで使える

ちなみにこの状態からHDDを抜くとBIOS画面は28WなのでHDDで4W変わる
SSDをざっくり1WとするとHDD→SSDに構成を変えれば
おそらくWin10のアイドルだと16W程度で済みそうです

最後に本番運用で使うCentOS7.3(1611)での消費電力です
BIOSのファンはスタンダードモードにして
CUIのみのMinimalインストール+ギガビットLAN2本でアイドル21W
USBのマウスキーボード・DVIはつけても外しても変わらずでした

その他

最初にケースに関してです
Mini-ITXケースの中では大きいので余裕あると思っても
やはりDefine R5などのATXケースに比べると配線の取り回しに苦労します
組む最初の順番は説明書通り電源→マザーボードになると思いますが
ATX電源だとマザーボード入れるスペースがギリギリなので
電源は配置してもすぐにネジで固定しない方がいいです
マザーボードを固定してから電源もネジ止めする感じ

CPUクーラーに関しては今回リテールファンを使ってるのでもちろん余裕ですが
マザーボード上の空間には結構なスペースがあるので
Mini-ITXの中では余裕ある方だと思います
しかし注意点としては5.25インチ/3.5インチシャドウベイユニットを使うつもりなら
配線の取り回しに使えるスペースもまたマザーボード上しかないので
あまりギリギリを攻めると取り回しにかなり苦労しそうです

Core500は3.5インチシャドウベイが昔ながらの固定方法で
DefineシリーズみたいにHDDトレーなどありません
そしてケースの外カバーをとめるネジが固かったです(個体差かも)
電源LEDはまだ許容範囲と思うが
HDDLEDははっきり言って明るすぎるので下に置く人は注意です

全体的にCore1000でも思いましたが同じFractal DesignでもDefineとCoreはやはり別物
Defineの方が細かい所までちゃんと作ってる感じです

マザーボードに関して
このマザーボードのメモリスロットは片側しかロック機構が動かない斜め刺し仕様なので
今回使用したCT2K16G4DFD8213がサイズ的にも結構ギリギリだったのもあるでしょうが
組む際に結構力入れて押し込まないときっちり入りません
この片側だけのロック機構はほんと厄介で苦手です

2NICに関してはHDMI側にあるNICがI219VでWiFiアンテナ側がI211Vになります
Windows上でドライバをインストールするとドライバファイルは同時に入るのに
認識はI211VだけになってデバイスマネージャではI219V側が不明なデバイスになってました
ドライバ自体はちゃんとPCに入っているので
対処は不明なデバイス→ドライバの更新でPC上のドライバ一覧から選ぶだけです

Memtest86で32GBをチェックするのにシングルコア・Test13込みの3周で15時間

CentOS7.3(1611)で試したところKabylakeでも問題なくインストール可能で
2NICのI219V・I211Vともにインストールウィザードの段階で認識された

HDDに関して
今回購入したWD BlueのWD30EZRZでもIntelliParkの設定を確認しました

# /usr/local/idle3-tools-0.9.1/idle3ctl -g /dev/sda
Idle3 timer set to 80 (0x50)

初期設定は8秒です