MikroTik hAP acのDNS設定に関するメモ
最初に
MikroTik hAP acのDNS周りをWinboxを使って簡単に紹介します
DNS Settings
設定画面はIP→DNSにあります
今回のスクリーンショットだとCTUの192.168.24.1と
PPPoEで取得したDNSの3つが表示されています
WEBアクセスの多い環境なら
一番下のCache Sizeを調整する必要があるかもしれません
Allow Remote Requests
初期値だと上記画像のようにオンになってますが
通常はWANポート側からDNSリクエストを受け付ける必要がないので
Allow Remote Requestsはオフに変更することを推奨します
一応オンのままでもhAP acの場合はdefconfにあるFWルールによって
WANポート側からのリクエストはブロックされています
defconfを使用しない場合やFWルールをいじる場合はこの点に十分ご注意ください
DNS Cache
先ほどのDNS Settings画面にある「Cache」ボタンから開きます
ここではキャッシュされたDNS情報が一覧で表示・確認が可能
画面だとルータアクセス用にrouter.lanだけキャッシュされてますが
クライアントPCでブラウジングしていると山のようにリストされます
一番左のS表示はStaticかどうかで通常は空欄です
後述する静的DNSレコード登録された情報にS表示がつきます
左上の「Flush Cache」ボタンで全キャッシュクリアできます
各アイテムをダブルクリックして開く詳細画面にもついていて
こっちだと個別でクリアできるのかなと思ってしまいますが
挙動は同じでどちらも全キャッシュクリアされます
DNS Static
一番使うであろう静的DNSレコードを管理する部分で
DNS Settings画面にある「Static」ボタンから開きます
追加する場合は左上の「+」マークを選択
今回はテストとしてexample.comをルータと同じ192.168.88.1で登録します
静的DNSレコードに登録されるとDNS Cacheでクリアしても
S表示付ですぐ登録されるようになります
最後に
今回紹介しているMikroTik hAP acの基本情報や入手元については
こちらの記事をご覧ください
MikroTik hAP acを開封 | fefcc.net
https://fefcc.net/archives/552
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