MikroTik hAP acのDHCP Server設定をチェックしていきます
最初に
MikroTik hAP acのDHCP Server設定の様子と
よく使うであろう箇所を簡単に紹介します
DHCP Server
設定画面はIP→DHCP Serverにあります
DHCPタブ
defconf状態は2~5番LANポートでブリッジ構成されており
そのbridgeインターフェースへDHCP Serverが登録されています
登録されているアイテムをダブルクリックで設定変更できます
ここでよく使うのはインターフェース指定とクライアントへのIPリース時間
defconf状態だとこんな感じ
Networksタブ
defconf状態だと192.168.88.0/24のみ登録されています
ここでは主にセグメントやゲートウェイの設定
DHCP経由でのNTPサーバ通知など、ネットワーク関連を設定可能
Leaseタブ
DHCP Serverで割り当て済のクライアントリストをここで確認できます
左のDマークは動的割り当ての表示でDマークがない端末は静的割り当てです
ここへ割り当てIPアドレスとMACアドレスを登録しておくと
静的割り当てが可能になります
静的割り当てのみで運用したい場合はDHCPタブの所で
Address Poolをstatic-onlyへ変更すればOK
IP割り当てルールについて
一般的なルータと挙動が違うのが割り当てIPの順番です
defconf状態だとセグメントが192.168.88.0/24
ゲートウェイ除いて192.168.88.2~192.168.88.254が使用可能IPです
普通は192.168.88.2、192.168.88.3と割り当てられるケースが多いですが
実際は192.168.88.254、192.168.88.253と後ろから割り当てられます
端末やルータ側でIPを固定してない環境なら
何番割り当てられようが悪影響はないと思いますが
一応そういう仕様みたいです
最後に
今回紹介しているMikroTik hAP acの基本情報や入手元については
こちらの記事をご覧ください
MikroTik hAP acを開封 | fefcc.net
https://fefcc.net/archives/552
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