FreeNAS-11.1-U5でsmartdがエラー

FreeNAS-11.1-U5でsmartdがエラーが発生したメモ

最初に

5月30日にFreeNAS-11.1-U5がリリースされました

今回のU5は当初の予定から1か月近く伸びたのではないでしょうか
本来はFreeNAS-11.2へ集中したいタイミングだったのに
11.1のバグ修正が続いたのもあってかなりの難産になりました

今回はU3で発生したsamba問題も落ち着いたみたいなので
テスト機のFreeNAS-11.1-U2をFreeNAS-11.1-U5へアップデートしました

しかし残念ながら相変わらずのixsystems開発力
NASなのにsmartdが起動エラーになるというバグを確認
今回はその詳細を紹介

smartdのエラー状況

先に書いておくとFreeNAS起動自体は問題ありません
iSCSIやSMBは使えてますしデータ喪失するわけではありません
念のため。

起動してWEBGUIを確認していると
ふと右上のステータスが黄色(Warning)になっているのに気づく

信号マークをクリックし内容を確認

警報システム
注意: 2018年6月2日**:** – smartd_daemon is not running.

smartd_daemonが起動してないという報告です
NASでsmartdが動いていないなんて洒落になりません

本当に動いていないのかサービスメニューからも確認します

Start on boot設定なのに停止中になっております

起動ログを確認するとこんな感じになってました

smartd[2832]: Unable to register device /dev/da0 (no Directive -d removable). Exiting.

/dev/da0はFreeNAS自体が入っているUSBメモリですね

エラー対策

影響が大きそうなバグなので情報を探すと
各フォーラムでもすぐ報告されてました

報告を軽く読んだ様子では
どうやらUSBデバイス・一部SSDデバイスをS.M.A.R.T.対象に入れていると
smartdがエラーで起動できない模様
(ixsystemsは起動テストすらしてないのがバレバレ)

とりあえず今できる暫定対策としては
ストレージ→ディスクの表示の中から該当するUSBメモリやSSDデバイスの
「S.M.A.R.T.の有効化」をオフに変更すればOK

最後に

FreeNAS Corralのキャンセルで緊急登板となったFreeNAS11
11.0系はマシでしたが11.1系は振り返ってみると地雷verでしたね

実は今回のsmartd問題は11.1-U5から仕込まれたのではなく
11.1-U1から存在しておりバグ報告されてたのに
修正した→修正できてなかったのループだった模様
(FreeNAS開発ではよくあるパターン)

アップデート環境だとエラーが発生しなかったりと
発生条件がいろいろとあったようですが
11.1-U5で一気に報告が増えてしまったという感じです

今のところ修正は11.2-BETA1で修正予定になっておりますが
BETAを入れるのを嫌がる人も多いことから
おそらく11.1-U6にも来るとは思います

現状の予定リリース日は以下の通り
11.2-BETA1が6/25 11.1-U6が7/9 11.2が7/9

ちなみにFreeBSD11.2のリリース予定が2018/06/27となっております