TS-873へメモリ増設後に大容量ファイル転送

TS-873へメモリ増設後に大容量ファイル転送した記録

ハードウェア概要

QNAP TS-873-4G

Amazon | QNAP(キューナップ) TS-873 クアッドコア2.1 GHz CPU 4GBメモリ 8ベイ DTCP-IP/DLNA対応
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計測環境

メモリ増設記事で確認した通り、増加分はほぼキャッシュで使用可能となり
キャッシュ不足の場合は効果あるように思うので
標準メモリの4GBで検証した前記事と同じで
HDD8台のRAID5&暗号化ボリュームへ
45GiBの単一ファイルを転送します

TS-873で大容量ファイルを転送した際のCPU・メモリ消費 | fefcc.net
https://fefcc.net/archives/890

内容としては前記事で4GBメモリの限界に到達した「HDD8台 RAID5へ転送 2NIC版」を
メモリ増設でどう変化するのかの検証になります

16GBx1で計測

標準構成の2枚と違って1枚になっているので
デュアルチャンネルではないですが容量は4倍増になります

計測前の状態

転送開始直後

転送50%時点

転送終了直前

転送終了後

PC2番の転送状況

まとめ

4GBメモリ時と違ってPC両方ともにGbE上限付近で転送できるようになりました

合計物理ネットワーク使用率を見るとわかりますが
4GB時と違って2台ほぼ同時に転送完了しています

転送合計は45GBx2で90GBになり16GBメモリだと当然ながら全てメモリへは無理ですが
キャッシュしながらHDDへ転送しているのでHDDへの書き込み速度次第では
このようにぎりぎり上限に近い転送ができます

細かい点でいうとWindows側のプログレスバーと合計物理ネットワーク使用率ともに
天井辺りでピッタリ張り付いてはいないのでこれ以上の余裕はないのがわかります
QTS内アプリなどでバックグラウンド処理にHDDを使ってしまうと
メモリも消費しますし落ち込みが発生すると思います

というわけでGbE上限を長時間専有するような使い方をするPCが
複数同時に使うような環境であればメモリ増設の効果ありという感じでした

16GBx2で計測

16GBでもぎりぎり転送できたので32GBだと余裕でしょうけど
一応実際に転送して確認します

計測前の状態

転送開始直後

転送50%時点

転送終了直前

転送終了後

PC2番の転送状況

まとめ

16GBメモリ時との違いとしては
合計物理ネットワーク使用率の天井張り付き具合がより綺麗になり
CPU使用率を見るとIO待機がほぼ上がらずその影響からか
全体的なCPU使用率でも32GBメモリ時の方が平均値が低く処理完了してます

16GBx4で計測(1NIC)

最大構成の64GBメモリです

2NIC検証は32GBメモリで既に余裕があったので同じ検証内容ではなく
今回はおまけ検証としてPC1台から45GiBファイルを転送して
キャッシュ消費がどの程度になるのかを確認します
(転送ファイル容量がキャッシュだけで処理できるメモリ量)

転送開始直後

転送終了直前

転送終了後

まとめ

全てが予想通りすぎて何も書くことなかったです

スワップメモリについて

ここまで転送時のスワップメモリについて触れてるのを忘れてました
というのも4GBメモリ時の転送テスト中も含めて
まだ1回もスワップメモリが消費されたことがないのです

おそらくQTS表記でいう使用済み(システム用メモリ)が
不足した場合のみ消費するのではないかと思ってますが
アプリを使わないならシステム用メモリだけで4GB消費することはありませんので
今まで一度も使われてないのも当然といったところでしょうか

スワップメモリの確認画面は
リソースモニター -> システムリソース -> メモリ

64GBメモリ時のスワップメモリは23.41GB
(スワップメモリは自動で作成される為、容量はこちらで指定してません)

64GBだからこの容量というわけではなく4GBメモリ時から
16GB、32GBと増設検証中もずっとこのままでした

ボリュームに作られるスワップメモリについては
DataVol1でわかる通りシステムボリュームがないと作成されず
最初はHDDの7.41GBのみとなります