APC SMT500JにQNAP TS-873を接続した記録
最初に
APC SMT500JにWindowsServerとQNAP NASを2台同時接続できる記事を紹介しましたが
今回はQNAP NAS TS-873のみを接続した状態でどの程度の負荷になるかを紹介します
APC SMT500J
APC Smart-UPS 500 LCD 100V SMT500J
500VAモデル
QNAP NASとの接続は汎用のUSBタイプBとUSBタイプAの変換ケーブルを使用
QNAP TS-873
メモリは16GBx4枚で64GB化済
HDDはWD Blueの5400rpm 4TBを8台フルに搭載
QTSバージョンは4.4.1.1146
LANは4本GbE接続
以前紹介した消費電力記事では7200rpm物のHDDを使用していたので
今回使用しているHDDとは異なります
ファイル転送などはせずアイドル状態での負荷になります
UPS上での表示
UPS本体にある液晶画面でのLoad値は15~18%を推移
QNAP上での表示
QTSのコントロールパネル内にあるシステム -> 外部デバイス -> UPS
今回の環境では推定保護時間は1時間16分でした
最後に
推定保護時間は実際の負荷から計算される為
使用しているHDDやバックグラウンド処理で数値が変化しますし
アイドル状態で1時間16分なだけで少しでも負荷があれば当然1時間16分も持ちません
よって各環境ごとにNASをセットアップしてからLoad値と推定保護時間を確認後
シャットダウンまでの時間を設定することになります
UPSへの電源供給がなくなった場合はQNAP NASへも通知されるので
QTS上にある通知センターでメール通知などを設定していれば通知を受信できます
(当然ながらハブやルータなどメールサーバまでの経路が停電せずに動作している前提です)
NAS 名: NAS 重大度: Warning 日付/時刻: 2020/01/01 12:01:02 アプリ名: 外部デバイス カテゴリー: UPS メッセージ: [外部デバイス] UPS の電力損失を検出しました。5 分後にNASをシャットダウンします。
メールはこんな感じです
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